eスポーツはスポーツか?それともただのゲームか? – Information Teaching Service 雄飛

こんばんは、脇保です。

さて。

「eスポーツ」はスポーツか まずは選手の声聞いて
https://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/2018/180801.html

な、話題です。

個人的には。

実は否定派です、条件付きで。

eスポーツ、別れ目は土台となるゲームが何処まで競技に忠実か、でしょう。

いや、ものによっては、人気だとか、(ゲームの中身の)売れ筋で、公平性無かったりするんで。

それじゃ、スポーツとして成立しないんで。どんなにeスポーツ選手が頑張ったところで。

所詮、プロゲーマーでしかない。

では、どうすれば成立するか??
この記事だと、サッカーが土台。

であれば、最低限、頭だけでなく、身体を動かすことは必須。
オキュラスリフトに代表される、3次元ゴーグル、通称ヘッドアップディスプレイは最低限欲しい。

もしあれば、スポーツとして成立する可能性は出てくると思う。
ただ、根幹のゲームが公平で、特定のチームやユニットが強かったり弱かったりしない事、が重要だけれども。

何故か?それだと、不公平で、強いユニットばかり使われるようになる。
すると、ネットゲームなんかは、そのユニットを弱体化する必要に迫られる。
これが、良くない。
これを、排除することが必要になってくる。

私がやるeスポーツや過去実際やっていたのでは、モータースポーツがある。

普通のスポーツと違って、機械を使う。当然、エンジンが優秀だったり、車体が優秀なのがあったりすると、スポーツとして成立しづらくなる、現実問題。

だって、勝てないでしょ?
それ以外のエンジンや車体持った人は、ほぼ確実に。

それが、モータースポーツにおける、(ドライバー側から見た)最大の格差問題だったりした。

実際問題、もう、格差を否定しないカテゴリは、スポーツじゃないと思っている。
ネトゲの廃課金ゲームと同じ世界。

金を持ってるやつが絶対的に強い。

例えば、ライバルが借金して500万円の改造をレースカーに投入したとする。
こちらは、資金に余裕があれば、10000万円の改造を投入して、レースに専念すればいい。

そうすれば、こちらは絶対強者になれる。
ライバルは、経済的負担を強いられ、博打は失敗に終わり、勝つことすら出来ず。
大体、大方の場合は、破産だとか、破滅だとかで、表舞台から消える。

残酷だけれども、上のカテゴリに行けば行く程、この傾向は強い。

はっきり言って、ここまで来たら、それ、レースでもスポーツでも何でもないから。

もう、資金戦争で、戦略とか、策略とか、潰しとかの世界だから。

直に目にしたことは無いけれど、その手の話はたくさん耳にした、現役時代。

これ以上はこの話題には触れないことにする、宜しくない話題なので。

そこで、何が起きたか?

完全イコールコンディションのレースが登場した。
日本にて、2002,3年だったと思う。

入門カテゴリやミドルカテゴリ、趣味カテゴリの世界の話だけれども。
直ぐに消えたけれど、スズキからは、FomuraSuzuki隼、FomuraSuzukiKei、
なんてカテゴリが登場した。

改造禁止、完全イコールコンディション、ワンメイク。

個人的には、これに出たくて仕方なかった。
理想のレースとすら思った。

一度、ディーラーに行って、資料だけ貰ったけど、レーサー向けだから・・・と言って、相手にされなかったけど。

僕、入門カテゴリだけどフォーミュラ乗ってるレーサーなんですけど・・・(´・ω・`)。

この姿勢から何となく感じてたけど、メーカーが積極的でも、支店が積極的じゃなかったのかな??

直ぐに廃れてしまった。
理由は判らない、残念至極。

他には、これは成功しているけど、SuperFomuraJunia1600。通称SFJ。
実質、FJ1600の後継カテゴリで、平たく言うと、羽の無いFJに羽が生えたもの。

実際は、1600ccで100馬力弱のスバルレオーネの旧式も旧式のエンジンが、同じ100馬力でもHondaFitののエンジンになり、サイズは大きいけど、馬力も丁度良く、FJのリスキーな部分を排除して、扱い易く、且つ、乗って楽しい、そして十分安全な仕様に化けた。

今でも盛んにやっていると思う。ただ、後術のカテゴリ程盛んじゃないのが悲しい。

次。

これは大成功も大成功だけど、Vita01、と言うカテゴリ。

外見は、ル・マンのプロトタイプカーを軽自動車サイズにディフォルメした様なレースカー。

パワーユニットは、確かSFJと同じFitのパワーユニットを使っていた筈。
シャシーは、FJ1600のシャシーを作っていたコンストラクター(メーカー)が制作したもので、様々な工夫が盛られていて、実際何度も目にしたけど、乗ってみたい、乗ったらきっとワクワクするんだろうな、と言う様な、夢があり、且つリーズナブルな内容だった。

SFJが、入門カテゴリとは名ばかりに、FF(フォーミュラフォード)程じゃないけれど、如何せん高価過ぎて手が出しづらい価格帯なのに対し、Vita01は、200万円前後で始められる、とってもお得なレースだと、登場当時、熱視線を向けていた。

最も、私自身は、ケガとか病気で走れない身で、乗る事は遂に無かったけれども。

という、そんな経緯がある訳です。

さて、eスポーツに話を戻しますと。
メーカーのユニットの強化や弱体化、ユニットの奪い合いで、勝敗が左右される、つまり、スポーツとは名ばかりで、実際は強いユニットを手に入れた人だけ、勝てる、と言う様な世界に陥りかねない。現状は知らないけれども。

ここに、無いとは思うけど、資金競争が加わったら、eスポーツは破綻するだろうね、確実に。

で。
僕が思う、eスポーツ。頭をこき使う事、身体をこき使う事。完全イコールコンディションであること。

これが、eスポーツがスポーツ足りえる、唯一にして最大の条件だと思う。

モータースポーツジャンルで、これが出来ているのは、「iRacing」というサービスと、「ProjectCars1/2」という商品名のゲームに限られると思う。

残りは、拡張機能が邪魔して、イコールコンディション足りえないと思う。
趣味として乗るなら、良いゲームは他に沢山ありますが。

で、タイトルが決まったら、ツール、つまり、道具。

ハイエンドスペックのPC、
ヘッドアップディスプレイ、
ハンドルユニット、ブレーキユニット、シフトユニットからなる、操作デバイス、
それらを取り付け操作する土台になる、プレイシート。
総額6,70万位、だと思う、一般的な価格で。

より本格的なものになると、下はは100~200万から、上は1000万台と、ピンは基本上限なし。

道具を使うスポーツ、基本、何でも金は掛かります。
純粋なスポーツでもそうですが、機械を使う以上、金は否応なく使います。

逆に、この条件で、デバイス(操作装置等々)を奨励もしくは業界基準的なお勧めを決めておけば、確実にスポーツとして通じると思う。

レースシム用機材一式。
ヘッドアップディスプレイ。

ハンドルデバイス。

ブレーキユニットとシフターユニット。

実際のeスポーツ画面。すんごくリアルです。
実際に本物を走るのと同程度の技術と思考を要します。
違うのは、資金的負担が少ないのと、
車両壊しても、死んだり多額の借金抱えずに済むこと。
あと、自爆して相手巻き込んでも、相手殺す事もないこと。
実際のモータスポーツでは、常にそれが付きまとう。

ここまで辿り着くには、現状、壁はまだまだ大きいけれども。

要は、現状は言葉が独り歩きしていて、実際が追い付いていない、と考えております。

つまり、eスポーツはこれからのスポーツで、まだまだ、未知数の開拓分野、というのが、僕の認識です。

さて、今は時間ないけど、暇が出来たら、レースシムでeスポーツしたいなぁ。

ではでは、それでは。

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